日時:2017年5月27日(土)
会場:名城大学ナゴヤドーム前キャンパス西館
第2室(3階306)
発表題目:工学英語論文頻出語彙の学習効果と語彙方略の使用
司会:柳 善和(名古屋学院大学)
14:20-14:50
発表概要
多くの場合,工学系大学では,学部生であっても,研究活動においては日常的に英語論文を読むことが求められている。そのため,コーパス分析により、工学英語論文頻出語彙(以下、工学英語語彙)を抽出し、早くから計画的に語彙指導を行うことには、一定の価値があると考えられる。しかし、これまで、工学英語論文を読む機会がほとんどない大学下級生を対象としたESP語彙指導においては、語彙学習に関する基本的な調査研究が十分に行われてきたとは言い難い状況にある。本研究では、初年次学生対象(n=143)の工学英語語彙指導におけるプレテストとディレイテスト、TOEIC®得点、英語語彙学習方略に関するアンケート分析により、1.工学英語語彙知識と一般的な英語習熟度は、ほとんど関係がない、2.ディレイテストにおいても工学英語語彙学習の効果は期待できる、3.語彙学習効果の高い学生の語彙学習方略使用数は、低い学生よりも多い、の3点を明らかにする。
会場:名城大学ナゴヤドーム前キャンパス西館
第2室(3階306)
発表題目:工学英語論文頻出語彙の学習効果と語彙方略の使用
司会:柳 善和(名古屋学院大学)
14:20-14:50
発表概要
多くの場合,工学系大学では,学部生であっても,研究活動においては日常的に英語論文を読むことが求められている。そのため,コーパス分析により、工学英語論文頻出語彙(以下、工学英語語彙)を抽出し、早くから計画的に語彙指導を行うことには、一定の価値があると考えられる。しかし、これまで、工学英語論文を読む機会がほとんどない大学下級生を対象としたESP語彙指導においては、語彙学習に関する基本的な調査研究が十分に行われてきたとは言い難い状況にある。本研究では、初年次学生対象(n=143)の工学英語語彙指導におけるプレテストとディレイテスト、TOEIC®得点、英語語彙学習方略に関するアンケート分析により、1.工学英語語彙知識と一般的な英語習熟度は、ほとんど関係がない、2.ディレイテストにおいても工学英語語彙学習の効果は期待できる、3.語彙学習効果の高い学生の語彙学習方略使用数は、低い学生よりも多い、の3点を明らかにする。