2016年12月7日水曜日

2016.12.07 第3回FD研究会 「授業でのアクティブラーニング活用法」

日時:12月7日 16:00-17:30
場所:名古屋工業大学 Nitech Hall 2階ラーニングコモンズ
講師:宮浦崇(九州工業大学教養教育院)准教授

1.中央教育委審議会「質的転換答申」(平成24年8月)
「主体的な学びに要する総学修時間の確保の重要性」
2.教育振興基本計画の閣議決定(平成25年4月)
「学生の学修時間の増加」
「学生の主体的な学びの確立」
「教育の質的転換」

アクティブラーニングとは?・・・定義はない

3. 中教審資料
学習プロセスのイメージ:動機→方向→内化→外化→批評→統制
4.アクティブラーニングの分類(溝上慎一氏)
高次のALと一般のAL

5.課題
・学習内容の「量」を確保できない、「達成感はあるが・・・」活動が学習につながらない、活動を好まない学生やフリーライダーの対応、評価方法をふくめ教員の授業運営技法、組織的対応など。

参考)Bonwell, C., & Eison, J. (1991). Active learning : Creating excitement in the classroom. AEHE-ERIC Higher Education Report, 1.
山内祐平(2016)『アクティブラーニングのデザイン 東京大学の新しい教養教育」
Melvin L. Silberman (1996). Active learning 101: Strategies to teach any subject.

講師:田口亮氏
1.創造工学教育課程:分野融合によりイノベーションを実現する総合的エンジニアの育成
  1)6年一貫教育、 2)分野横断で科目選択、 3)価値創造のための独自科目
2.クリティカルシンキング(見かけに惑わされず、多面的に捉えて本質を見抜く)道田泰司氏
3.ピラミッド法 (参考)バーバラ ミント (1999)『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』