2021年10月16日土曜日

2021.10.16 JACET関西講演会に参加

日時:2021年10月16日(土)15:30~17:00 
テーマ:「遠隔授業でのライティング指導」 
 演題と講師:
(1) 「Social Citizenとしての英語発信-社会的意識を視野に-」(蔦田 和美 先生・関西外国語大学短期大学部)
(2) 「ESDクラスでのチャットを活用した協働的プレライティング活動」(野田 三貴 先生・大阪市立大学) 
(3) 「オンライン下でのプロジェクト発信型英語プログラムの挑戦-その取り組みと課題」(山下 美朋 先生・立命館大学) 
(4) 「大学院共通科目アカデミック・ライティングにおけるオンライン(オンデマンド)授業の試み」(山西 博之 先生・中央大学) 
司会:大年 順子 先生(岡山大学) 

 (1) 
新しい時代(Society 5.0,VUCAの時代) 
思考力・判断力・表現力が必要 
Mimdtic Pedagogy 模倣的教育からTransformative Pedagogy変容的教育へ 
意見表明のライティングのための3つの柱として 
1)構文学習(10分間テスト) 
2)PPT音入り提出(現代社会の問題の中から選択) 意見(150-200語) 
3)プレ+ポスト(30分データ収集,+30分ライティング) 
Truscott(1996) vs Ferris(1999) コンテント・フィードバック 
Yashima(2002)のアンケートを使用 
AI翻訳の課題 

 (2) 
ESD(Education for Sustainable Development)は,SDGsの4番の7項に取り込まれている 
NYTを読み,The True Coastなどをみて,プレゼン(課題解決型)  
問題と要員,解決策提示,解説(エビデンス),結論,の型を提示 
グループ活動のチャットのプレライティングを利用 14回の自己評価を前半後半で比較 
 
(3) 
1500-2000語のレポートを書く PEP Journal 
manaba One Driveの他,G-Suiteを追加,Slackも追加 https://sites.google.com/site/jacetkansaiwrg/bulletin 

(4) 
15名受講者 3-4名グループ 
ベースは遠隔,レビュー回のみ対面・オンラインの選択とし,毎回,次回の希望を聞いて,対面・オンラインを選択できるようにした。 

 Q&A 
内容への評価を行う場合は,指導者の主観は入らないのか?  2名の外部評価者(別途予算) 
専門語彙や専門の表現を,指導者は知っておく必要があるか? ピアレビュー&業者(表現&内容)(予算あり)