2023年3月31日金曜日

2023.03.30 JACET教材開発研究会 講演会 参加聴講

JACEt関西教材開発研究会 講演会

講演1 経験サンプリング法による大学生の授業外における英語使用と英語学習の必要性を探る

日時:3月30日(木曜日) 15:00~16:00
講演者:  田口達也教授 愛知教育大学
講演概要:本発表では、日常生活における人の思考・感情・行動を記録する「経験サンプリング法」を用いて、英語学習を行っている大学生100名以上に対して行った授業外、特に日常的な活動における英語使用と英語学習の必要性についての調査結果を紹介し、動機づけの観点から考察を行う。

ESMを用いた実証研究はまだ少ない
RQ1 日々の生活,英語を使用する必要性を感じているか? 72%くらいは,全く感じない
RQ2 英語学習の必要性を感じるか? 67%全く感じない 
 3割弱は,英語使用の必要性,3割強は,英語学習の必要性
RQ3 英語使用が必要な状況は? 
 授業以外では,通学,娯楽,など → 授業準備,TV,TOEICなど
参加者 大学生113名(M28,F85)
手法 Ehkumaを用いてLineで発信:シグナルがランダムに発信,ただし,シグナル間は最低2時間以上;回答回数に応じて謝礼を進呈,回答率86%(← 非常に高い回答率)
https://www.yukaoz.com/esm-exkuma0


講演2 嫌いの英語は dislike って本当? --- 探求的授業のすすめ
日時:3月30日(木曜日) 16:00~17:30
講演者:田淵龍二先生 ミント音声教育研究所代表 
講演概略:・ 通じる表現を目指して、対訳コーパス冒険の旅に出る ・ 通じる発音を目指して、チャットGPTで遊び、ナットーズ代表で鍛える

日英対訳コーパス COPORAを用いて,映画・プレゼンで使用された対訳を映像付きで検索可能

2023年3月22日水曜日

2023.03.25-26 言語文化学会第36回大会 参加・発表

3/25 言語文化学会第36回大会

日時:2023年3月25日~26日午前10時~午後5時
会場:近畿大学総合社会学部棟403教室
開始:午前10時20分

★開会の辞 広島大学大学院名誉教授 福田公子(言語文化学会特別顧問)
10時20分~10時30分

<研究発表午前の部>
第36回大会1日目午前プログラム

1 10時30分~11時 冨田三穂(上智大学大学院) 「バイリンガリズム ーメタ言語認識力の優位性という仮説を通して」

2 11時~11時30分 松本恵美子(順天堂大学) 「Needs Analysis of Medical Doctors in Japan---Case Studies at an International Conference」

3 11時30分~12時 鄭在恩(愛知淑徳大学)  「コロナ禍に見る韓国の言語景観」

<研究発表午後の部>

4 13時30分~14時 佐藤雄介(長野大学) 「訂正フィードバックの効果と第二言語熟達度の関係」(zoom発表)

5 14時~14時30分 林未和子(コスモスグローバルホリスティックライフ教育研究所)「グローバルホリスティックライフ教育のカリキュラム構想」

6 14時30分~15時 福田公子(広島大学大学院教育学研究科名誉教授)「「人類生活者・溝上泰子」の思想および教育」

7 15時~15時30分 石井隆之(近畿大学総合社会学部)「「和」の曼荼羅と日本の宗教との関わり」

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第36回大会2日目午前プログラム

① 10時30分~11時 石川有香(名古屋工業大学)「学術テキストにおけるメタディスコース」(zoom発表)

② 11時~11時30分 山口真佐夫(摂南大学名誉教授)「インドネシア、スラウェシ島におけるセレベス上位語群再考」

③ 11時30分~12時 植松純希(近畿大学総合社会学部) 「モビリティという視点から見る神話」

④ 13時30分~14時 古賀元章(福岡教育大学名誉教授)「アチックミューゼアムにおける渋沢敬三への馬越恭平の影響」(zoom発表)

<講演>zoom収録

14時10分~15時30分 喜多尊史(関西大学非常勤講師)「名所旧跡の英文説明書を読んでみる」

2023年3月20日月曜日

JMPの使い方 私的メモ 2023.03.20

廣野元久(2018)海文堂出版

0. JMPの主な機能

・データの縮約:主成分分析・因子分析
・データの分類:対応分析・クラスタ分析・判別分析
・データの予測・因果:重回帰分析・<決定分析>・コンジョイント分析
サンプルデータ:D:\JMP user-sample

1.メニュー

「分析」>
・多変量 >多変量の相関,主成分,判別,対応,因子,多次元尺度構成,項目分析
・クラスター > 

2.モニタ
2.1 ヒストグラム
 ・分析 >一変量の文武 >Yに性別,身長,体重 >OK :区間の変更は,Y軸ダブルクリック,「オプション」で箱ひげ図 
2.3 相関と散布図
 ・分析 >2変量
 ・分析 >多変量 >多変量の相関 >全部「Y」にほりこむ >OK >散布図からヒストグラムも作成可能

 ・3次元散布図 > グラフ > 3次元散布図

3.主成分
  ・多変量 >主成分分析 >すべて「Y」へ:「Z」にいれた変数は主成分には含まれないが,プロットされるので解釈に役立つ:「By」に入れたグループごとに,レポートが作成される
<推定法>デフォルト → 勝手に下から選ぶ,
 ・欠損値がないときには,「リストワイズ」
 ・欠損あり + 列11以上/行5001以上/行より列が多い は,「ペアワイズ」
 ・欠損あり + 上以外 は, REML

REML 制限最尤法 欠損があってもすべてのデータを使用,欠損がないときは自動的にリストワイズになる。小規模データに適用する

最尤法 REMLと同じ。大規模データに適用する

ロバスト 欠損値があってもすべてのデータを使用。外れ値がある場合に有用

リストワイズとペアワイズは,ピアソンの積率相関係数を使用

横長オプション 欠損値のある行を除く

4. 対応分析

 ・ データー表 : クロス集計表・01型データ表
  (例)「8人の好物」 氏名・好物(品名)・01データ > 二変量の関係 > 氏名をX,好物をY,度数を度数,→ 分割表に対する分析(一番上)の三角から「対応分析」→ 「詳細」
 ・ 特異値: 相関係数??

5. クラスター

6. 判別

7. 決定木



2023年3月12日日曜日

2023.03.12 英語コーパス学会ESP研究会 2022年度講演会・研究会 参加・研究発表

2023.03.12 英語コーパス学会ESP研究会 2022年度講演会・研究会

プログラム
講演:2022年度英語コーパス学会奨励賞受賞記念講演(石井達也氏)
基礎医学英語論文執筆における「型」・「Move」・「定型表現」・「ストーリー展開」の記述―河本・石井(2018)から河本・石井(2022)

研究発表5件

(1) 14:50-15:10
工学系学術論文要旨の言語特徴―分野の分類―     石川有香(名古屋工業大学) 

(2) 15:10-15:30  
英語論文要旨における時制と助動詞の特徴―工学と応用言語学分野の論文要旨の比較―   川口恵子(芝浦工業大学)

(3) 15:40-16:00 
The Challenges of Translating English Modality into Japanese in Scientific Papers 戸部史子(近畿大学)

(4) 16:00-16:20 
海事英語のlexical bundlesとその機能         水島祐人(海技大学校)

(5) 16:20-16:40 
プロフィールというジャンルを探求する―プロフィールというジャンルの精査と談話分析の手法を求めて―   仁科恭徳(神戸学院大学/英オックスフォード大学) 

https://esp-corpus.blogspot.com/

2023年3月11日土曜日

2023.03.11 JACET中部支部2022年度第2回定例研究会 参加

JACET中部支部2022年度第2回定例研究会

2023年3月11日(土) 16:25~17:55

講演「英語教育と英語史研究の擦り合わせ」
講演者:慶應義塾大学 堀田隆一
「hellog~英語史ブログ」: http://user.keio.ac.jp/~rhotta

語源を利用した英単語学習は,たしかに,とても効果的だと思います。